Interview

お客様インタビュー

 

後は実行に移すだけ。着実なアクションプランの形成で、迷いないキャリアパスの実現に成功

 

 

HR関連企業勤務

越智啓人さん

 

 

担当コーチ:井本 仁美

 

30代になって初めて考えたキャリアパス。新たな選択肢に迷いがあった

 

――me:Riseを利用しようと思ったきっかけやその時の状況について教えていただけますか?

 

私がme:Riseのコーチングを利用するのは2回目になります。

1回目は30代前半に、「気軽に受けられるから受けてみたら?」とme:Riseをたまたま紹介してもらって始めました。今とは違ってコーチングがダイレクトに悩みに効くかとは思っていなかったですね。

 

私の場合、20代のときはそんなに第三者の意見が必要だと感じず、目の前のことをがむしゃらに実行しているような感覚でした。しかし、30代前半になってから仕事がある程度できるようになると、将来についての新たな選択肢が増えてきたんです。今までがむしゃらにやってきた分、初めて自分一人で考えても合っているのかよく分からなかった。キャリアパスに迷いがあった状態でした。

 

 

――2回目の利用をしようと思った決め手について教えていただけますか?

 

1回目の利用後、キャリアパスについての悩みが解消されて、コーチの言う通りにやっていくと、やっぱりこの道で良かったんだなっていう実感が得られたからですね。友人とは違って、コーチは本気で相談に乗ったうえでコミットしてくれました。また、悩みの解消の手助けをしてくれるだけじゃなくて、方向性や進展の確認をセッションの都度してもらったのは良かったです。

 

私は結構行動力がある方と言われるのですが、その行動力があってもキャリア形成のことを考えるとどうしても場当たり的になってしまいました。それを自らの豊富な人生経験を元に、冷静に俯瞰してアドバイスをくれるコーチの存在は大きかったです。だからこそ、コーチングをこういう迷った時に使いたいと今は思っています。

 

一応他社のサービスも見てはいたのですが、マッチングサービスのような形で少し不安がありました。対してme:Riseは企業として、しっかりとコーチングの実績のある専任コーチがセッションしてくれるということで、他社サービスよりも安全だと感じることができました。

 

さらに、me:Riseのコーチの中で転職後の2社目にかなり関係しているケイパビリティをお持ちの方がいらっしゃって。こちらの気持ちを分かったうえで色々アドバイスをくれそうだなと思ったのも理由の一つですね。

 

 

 

 

転職後、変化した価値観。2回目のコーチングで中長期的なキャリアパスを見つめ直した

 

――2回目のご利用のときに、再びもやもやが出てきたという状況だったんですね

 

今回の2回目においては、転職した後で外部環境等が大きく変わってしまいました。また、1回目のコーチングの時とは違った新しい選択肢が出てきたことや、前職で迷いなく進めていたような価値観が変化したことで、中長期的なキャリアパスをコーチングを受けることで新たに考え直したくなりました。

 

例えば、前職だったらアプリ系の領域を推進して、キャリアを大成させていくというビジョンが見えてきたのですが、今回の転職によって手を挙げればどんな領域へも進めるようになって迷いが生まれました。そして、会社自体の価値観がゼロから自分でやり方も考えて実行せよ、というような「論理的思考力」を重視する形になったことで働き方も変わってしまったんです。また、会社の求める論理的思考力の部分をどう伸ばせば良いのかという直近の課題も出てきた頃でしたね。

 

 

――利用した暁にはこんな風になりたいというビジョンはありましたか?

 

そうですね、まずはキャリアパスとして、今の会社だったらどういうことに注力して仕事をするかみたいな方向性や将来像を明確にしたかったですね。

 

特に、2回目のコーチングを受けた年齢が35歳だったので、40歳になった五年後の姿をはっきりさせておきたかったです。もっといけば50歳くらいの姿を、それこそ井本コーチにご支援いただいたのですが、自分が最後どうなりたいかというところまでをコーチングを通してちゃんと決めておきたかったです。

 

 

――越智さんの場合は、どれくらいの頻度でご利用いただいていましたか?

 

頻度に関しては、1ヶ月半に一回のペースで利用していました。

 

セッションの都度、宿題のようなお題目があって、それをコーチに提出して見てもらい、フィードバックをいただきながらコーチングを進めていました。私自身の状況もまだ転職したばかりで一か月半というペースはちょうどよかったですね。状況が変わりゆく中で中長期的にこうなりたいという部分の解像度を徐々に上げていくことができました。

 

 

――セッションの度に提出していた宿題はどのようなものだったのでしょうか?

 

私の場合ですと、CTOかCIOかみたいな感じでキャリアの中のトップをまずイメージしました。その上でどちらの方向を目指すのか、そもそも二つの役職で何が明確に違うのか、さらにどのような能力が必要なのかというようにどんどん言語化していきました。

また、大谷翔平選手が使用していた目標達成ツールである「マンダラチャート」を作成して、様々なフレームワークを埋めていきながら、最終的に自分がなりたい姿を実現するにはどうすればよいのかという部分を井本コーチとディスカッションしていました。

 

 

――しっかりとご自身でアクションをとる期間が一ヶ月半あったんですね

 

そうですね、必ず何かアクションを作って終わりにするという意識はしていました。せっかくの時間だったので、有効活用して効果を実感したかったですね。

 

また、特に私にとっては「仕事が趣味レベルになればいいな」という思いがあったんです。なんか仕事に忙殺されるような人生はちょっと嫌だなと。宿題は、このような自分のキャリアプランを叶えるためにも必要なものだと分かっていたのでしっかり取り組んでいました。

さらに、自分がセッションを経て言語化していくなかで「テクノロジーの価値をビジネスに転換できる」というキーワードが出てきました。これを体現している人は例えばこういう人だよね、という形で本を紹介していただいたりもしていました。本は隙間時間に読んで、そのあとでマンダラチャートを自分で真剣に考えて埋めていくというアクションができていましたね。

 

 

後は実行に移すだけ。セッションを経て、明確になった自分の道筋

 

 

——お話を伺っていると、セッションの時間だけではなくて、ご利用期間通じて有意義に活用いただいたような印象を受けました。そんなご利用を経て何か越智さんの中でどんな変化や得られたことはありましたか?

 

考えるだけ考えたことによって、もやもやすることは無くなりました。あとはもう実行に移していくだけみたいな形になったので。

 

個人コンサルのような副業や今の会社のビジネスプランコンテストに応募してみる等のアクションを取ることができました。実際自分のキャリアプランに一番効くと思っていたアクションはうまくいかなかったのですが、その次の施策を迷わず打ち出せるようになりましたね。。

 

——元来お持ちの行動力も生かしながら、明確になった道筋に向けて進んでいらっしゃるのですね。

 

はい。私からしたら、迷わずに選択を取れることがちゃんと考えて生きていけてるんだなという実感に繋がっています。今の会社に勤めながら副業やビジネスプランコンテストをやるとなると、どれがしっくりくるのか、一人で考えると確信は持てないと思うんです。

選択一つ一つに納得感を得られる状態へと持っていく支援をしてくれるのが、me:Riseのコーチングだと思います。

 

また、コーチにどこのケイパビリティが足りていないか、そしてそれが足りていると自分が掲げる40歳の姿に近づけるんじゃないかというお話をしていただきました。当時足りないと思っていた論理的思考力をさらに上げていけばいいんじゃないかなどですね。そのお話を踏まえて、1年半経った今、マネジメントを任せていただいたりと本業の方でもその成果が出始めています。

 

 

——特に印象に残ったり、変化のきっかけになったセッションはありましたか?

 

やっぱり一番は3、4回目のマンダラチャートを作成したセッションでした。たぶんなんとなくは知ってたんですけど、井本コーチとのセッションを受けなかったら、自分一人では思わなかったと思います(笑)。マンダラチャートは選択肢を構造的に可視化してくれるんです。自分がなりたい姿が真ん中にあって、その構成要素は何だろうと真剣にチャートを埋めていきました。今もこのチャートの中の選択肢を行動に移しているんですよ。

 

初回からいきなりこのようなチャートを作成したわけではなくて、40代、50代で自分がどうなりたいのかをちゃんと議論したうえで取り組みましたね。実際にチャートを作ったことによって、

具体的な行動に落とせそうだという実感であったり、選択肢の優先順位がつくようになったのは良かったです。

 

 

 

経験者にしかできない相談、ここだけの話が聞けたサポーターセッション

 

 

——越智さんにとって、定期的にコーチングを受ける意味や価値はどのようなところですか?

 

自分にとってコーチングを受ける価値というのは、自分が潜在的に抱えている問題を引き出してくれて、それを解決にするためにどうしたらいいのかというものをリードしてくれるということですね。自分一人で考えるよりもコーチングを利用した方が圧倒的に早く解決できるし、早くアクションに移せるのは実感しています。またもやもやができた時には受けようかなと思っていますね。

 

——サポーターセッションはご利用されましたか?実際にご利用されてみていかがでしたか?

 

4回ほど利用させていただきました。キャリアも自分と似ている方を選ばせていただいて、壁打ち相手のような存在になっていただいたり、起業を考えて、その具体的な進め方のアドバイスをしていただいたりしました。また、本業に関係してさらに意見をいただくための活用もしていましたね。

 

——サポーターの経験談を聞きつつ、さらに解像度を上げて自分の中に取り入れていったんですね。

 

そうですね。そのような支援がキャリア的にできそうな方を選ばせていただきました。起業するにしてもチームビルディングのコツであったり、「本当にこういうところは困った」というような泥臭い部分であったりは経験者の方にしか分からない所だと思うので。自分が抜けている観点を補うだけでなく、ここだけの話が聞けたと思っています。

 

——最後にこれだけは伝えたいということはありますか?。

 

実は、コーチングはとりあえず受ければ全てが解決するサービスではないということです。結局自分の人生を考えられるのは自分だけなんですよね。

自分の中で明確に解決したい課題があって、それをちゃんと引き出して答えを導いてくれるのがコーチです。なんか今うまく行ってないからコーチングを受けてみたというような抽象的な状態で受けても、納得のいくコーチングには繋がりにくいのかなと思います。ちゃんと明確に、どのようなもやもやを解消したいかを自分で考えながらセッションを受けることが大切だと思いますね。