Interview

お客様インタビュー

安定を追い求めた「理想の人生」から、納得感を軸に自分の勝ちパターンを確立。チャンスを引き寄せて、自分で選択していくキャリアを楽しめるように

 

大手日系メーカー勤務

担当コーチ:髙本 由美子

 

せっかく手に入れた「理想の人生」なのに、やりがいが見つけられなかった

 

――me:Riseを利用しようと思ったきっかけやその時の状況について教えていただけますか?

 

去年(2023年)、自分の誕生日のときに妻とデートしに行ったんです。その時にキャリアコーチングを受けてみたいんだと話したら、妻から「自分の 誕生日プレゼントみたいで良いんじゃない?」と言ってもらえて。

 

そこから3,4社くらいのコーチの方とお話したのですが、正直他社でもいいと思っていたんですよ。でも妻自身も興味があるからと一生懸命調べてくれて、「me:Riseさんが良いんじゃない?」と勧めてくれたのが最初のきっかけです

 

 

――そもそもキャリアコーチングを受けてみたいと思い立ったきっかけはどのようなところにあったのでしょうか?

 

その時年齢的には早いんですけど、ミッドライフ・クライシス的なものに直面していました。収入も福利厚生も安定している大手企業に就職できたけれど、率先してビジネスに絡んでいく働き方とは全く真逆のことを求められて。友人にも「早くない?ミッドライフ・クライシス」とも言われ、すごく悲しい気持ちになったんです。多分悲しい気持ちになるってことは自分でもそういう認識があるんだろうなと。

 

人がいう理想の人生を手にしたはずなのに、なんかすごくやりがいがないな、考え直さなきゃなと気づいたのがコーチングを受けようと思ったきっかけですね。

 

 

――キャリアコーチングを受けて、自分がどんな風になりたいと考えていましたか?

 

キャリアコーチングの第一回目を振り返って気づいた点なのですが、自分って器用貧乏なんだと思いましたね。良くも悪くもなんでも合格点ぐらいできるけど、なんか専門性に欠けるというのが悩みで。

そういった点を踏まえて、自分の強みだとか重要なキャリアだと断言できる人間になりたかったです。またそれを横展開していけるように、もう少しちゃんと自分に合ったキャリアを戦術的・戦略的に伸ばしていけるようになりたいと思っていました。

 

 

 

自分の現在地の把握から、軸の確立まで、自分の本音を引き出してくれたセッション

 

――もともとキャリアについてはどのように考えられていたのでしょうか

 

20代はずっとアメリカで活動していたのもあって、周りには大学2回出ているような人ばかりでした。そういう人たちがキャリアのことを話していると、キャリアというものがこそばゆいもののように感じられていたんですよね。立派な学歴や仕事がない自分には、キャリアなんてないから、ただ一生懸命進むしかない」と思っていました。 でも高本コーチは「キャリアって誰にでもありますよ」って言ってくれて。そのおかげでキャリアについてしっかり考えるようになりました。

 

――高本コーチとのセッションを受け始めてから変わったことはありますか?

 

電子書籍とかが多かったんですけど、主に通勤時に読むようになりました。高本コーチにもキャリア作りについての本を勧めていただいたり、自分でもリスキリング関連の本とか特に心理学系の本を読んだりしてましたね。ちょっと違った視点から、会社を辞めたくなる気持ちから抜け出そうみたいな本とかも(笑)。勧めていただいた本は一生懸命読んで、次のセッションの時に自分が思ったことをコーチへ話していました。

 

高本コーチはすごく質問が端的で、自分の本音をちゃんと言語化するような質問を投げかけてくださるんですよ。「この人は自分の心の中でもやっとしたものがあるんだけど、それ言語化できてないよね?」という部分を、僕の話を聞いてくださってる中で気づいている。そのような部分をだんだん探っていただくと、自然に言語化できるようになっていましたね。

 

1回目のセッションではコーチと話して、ミッドライフ・クライシスの要因というか自分はそんな風に考えて、そうやって落ち込んでいるのかという立ち位置が分かりました。なんかその時すごくテンション下がったんですよ

 

――まさに、中島さんの今いる現在地が明らかになったのですね?

 

より不安になるじゃないですか。例えば、夜暗い道歩いてるだけだと不安にならないですけど、夜暗い道で後ろから足音聞こえたりとか遠くで獣の鳴き声がしたりしたら一気に不安になるじゃないですか。そういう感じで、自分の不安が一気に押し寄せましたね。

 

――セッションの頻度はどれくらいだったのでしょうか

 

月1回程度と決めていました。

 

次のセッションまでに、高本コーチから言っていただいた内容をパワーポイントにまとめて、図解しながら自分はどう考えてるのかを整理できる時間を設けていました。セッションの一週間前くらいにコーチに自分の整理した内容をメールで送付して見ていただくこともしていました。

 

高本コーチとのセッションの中で言語化できた恐怖を、視覚的にまとめる時間が取れたことで心を落ち着かせることができました。さっきの暗闇の例えで行くと、後ろから歩いてきた人が自分が怖いと思うようなタイプの人じゃなかったりとか吠えてるのが狼じゃなくて犬だったりしたら安心するじゃないですか。

 

――2回目のセッションで、中島さんにはどんな変化があったのですか?

 

理念を持って何かしなきゃいけないと考えるようになりましたね。40代、50代、60代、働いていく上で、自分が持つべき目標を考えなければならないと思えるようになりました。高本コーチと話すなかで、明確な目標がない、明確な目標がないから戦略がない、戦略がないから戦術がないんだと落ち込んでると気づいたんです。

 

一生懸命最初のセッションで感じた不安をどうにか克服したい、それを成し遂げるためにはそうすればいいんだともがく中で、やっぱりコーチからおっしゃっていただいたことは大きくて。自分の勝ちパターンというか、自分が納得できる行動ができたときってなんだろうということを考え直しました。

 

私にとってそれは、20代アメリカで活動していた時の「一緒に何かをして成功する経験を積み重ねていく」ということでした。やっぱりアメリカにいる時ってそういうチャンスがたくさんあって、すごい楽しかったんですよね。2回目のセッションで、高本コーチが自分がこうなったら納得感持ってできるよねっていう根幹のようなものを引き戻してくださいました 。やっぱり不安だったから「理念」という大きところに目が向いていた自分がいましたが、高本コーチのお言葉から地道に考えられるようになりました

 

――3回目以降のセッションの変化はどうだったのでしょうか

 

3回目のセッションでは、自分のいいところや周囲と違う点は周りの人に聞いてみてくださいとアドバイスを貰いました。それをきっかけにストレングスコーチングを自主的に受けてみたりもしました。自分の強みが項目別にランキング化されて分かるんですけど、トップ5にくるだろうだと思っていたスキルが20位以下で落ち込んだりしました。

 

でも、高本コーチにいろんな解釈の仕方を教えてもらったら自分でしっくりきて、納得することができました。ストレングスコーチングを受けて分かったトップ5は自信をもって強みなんだなと理解することもできました。

 

大人になると考えなきゃいけないことってたくさん出てくるじゃないですか。子供のこと考えなきゃいけない、親は年を取ってきて親のことも考えなきゃいけない、さらに自分のキャリアも考えなきゃいけないとなると、自分の本音は嘘をつき始めてくるんです。

 

ただ、同じ金額を稼げて同じ時間働いたとしても、すごく自分が納得感がある仕事の方がいいんじゃない?って、自分が結構心から言えるようになった感じが5回目のセッションだったと思います。

 

最後のセッションでは、自分で3年後こういうふうになりたいな、じゃあ今の会社にいてできることなんだろう、それ以外の可能性について考えて準備することも大切だな、 という感じで結構柔軟に考えられるようになりましたね。

 

――以前とは違う場所にいらっしゃるような、そんな中島さんが伝わってきます

 

4回目くらいのセッションから周りが見えるようになってきました。一生懸命高本コーチにいいよって言われて勧められたものを、ひたむきに実行して、多分その結果を高本コーチに伝えてフィードバックもらってというのをずっとやってきたから、トレーニングのように徐々に身体が変わってきた実感がありましたね。

 

 

 

 

悩みを通り越して、違うフェーズにいる自分になれた

 

 

——この6回のセッションを通じて一番得られたことはどのあたりですか?

 

自己肯定感が強くなったことです。いい大学を出て、大手企業に入社して途中でMBAとってとかそういう経歴を持っていることがキャリアだと思っていました。しかし、違うよな、そうじゃなくて、自分のキャリアはこれなんだっていうものを自分で作れる方が絶対良いし、その方がより自分が社会の中に居場所を与えてもらえ、何か貢献する幅が広がるんじゃないかと確信をもてるようになりました。

 

さっきおっしゃっていただいたみたいに、悩みみたいなのを通り越して、なんか違うフェーズにいるんですねって言っていただけるような自分になれたのは大きいことだと思います。

 

職場や生活の中で変わったことを挙げれば、妻と一緒に家計を見直して、自分たちが自由でいるためにしっかり資産運用しようとか職場でも、これまで違った活躍ができる機会を能動的に探すようになりました。。自己肯定感が強くなったことで、チャンスが来たとしても自分の意志で取捨選択する勇気も出てきましたね。

 

——貪欲に、ご自身のキャリアをつかみにいっている。そんな感じがしますね。

 

そうですね。チャンスだけは引き寄せて、自分の中で選択しようみたいな感じです。うまくいったらそれでいいし、無理なく続けられることが大事だというように、自分の軸ができました。

 

——一番印象に残ったコーチの言葉はありますか?

 

たくさんありすぎて(笑)。なんだろうな、やっぱり自分の勝ちパターンというか、「自分が納得できるような流れっていうのは自分で作れる」ということですかね。「こういうふうにやったらみんなでハッピーに仕事ができたよね、多分またそれは再現できるんだよね」ということに気づかせてくれた、2回目のセッションは非常に印象に残っています。

 

また、先ほどもお伝えしたのですが高本コーチは本当はどう思ってるのかっていうことをすごく聞いていただけるんです。こうやって中島さんが言うってことは、やっぱりこういうのも気になってるんじゃないんですか?っていうような聞き方をしていただけたのは良かったですね。

 

——中島さんにとって、定期的にセッションを受けるメリットや継続するメリットはどんなところでしたか?

 

継続して受けるメリットで一番大きいのは筋トレのパーソナルコーチと一緒で、自分のキャリアに対して一本筋が通ること、そして戦略的かつ戦術的に進めていけるような自分になりたいって思ったことに対して、伴走してもらえたっていうのはすごく大きかったですよね。

 

また、定期的に受ける中で自分の本音を知って、自ら能動的に軌道修正していけたのも良かったと思います。

 


 

サポーターセッションがキャリアの先のゴールを見せてくれた

 

 

——サポーターセッションはご利用されましたか?実際にご利用されてみていかがでしたか?

 

それ僕、今日絶対言いたかったんですよ。キャリアっていう意味で言うと、自分よりも先に行っている人と、自分のキャリアだけに焦点当てて話せるっていうのはすごい良い経験になりましたね。また、自分でもそういうふうになれるかなって思うためのゴールが見えたみたいな感じでした。今の働いている業界の方とリアルな視点でお話しできたのはもちろん、3年後なりたいと思っている業界の方にも素朴な質問をたくさんさせていただきました。

 

——役立ってますか?

 

そうですね。社内での活躍の場を広げる際にも、自分の勝ちパターンを活かして相手が求めていることを提出することができました。毎日、キャリアコーチングを受ける前よりは素直に楽しくはなりましたよね。

 

——最後にこれだけは伝えたいということはありますか?

 

me:Riseさんで受けてみて思ったのが、30代、40代からキャリアコーチングを受けた方がいいとすごく思いましたね。新卒で入った会社で十数年勤めて、なんかもやもやしてる人が多いと思うんです。キャリアコーチングを受けると、そのもやもやを言語化してくれてギャップを埋めることができます。自分が活躍できるところを探して、いいサイクルにもっと自分でコントロールしていけるようになったら、もっと楽しくなると思うんですよね。